バンカーではむやみに砂にさわらないのが一番
店長、この間のゴルフでバンカーにつかまっちゃって、そのあと友達もおなじくバンカーインしちゃって…ボールがすぐ近くにあってトラブっちゃいました
へぇ〜、そうだったんだ。
どういう処置をしたのかな?
あまりに近かったから友達がマークしてくれて、ひなが先に打ったんだけど、下手っぴだから友達のマークごとバサッといっちゃって…
なかなか豪快だね!
でも、それはよくあるケースなんだ!
そうなんですね〜
そのあと、マークを元にもどすのか、そのまま打つのか、もうどうしていいかわからなくて…
確かに悩むところだね!
では、ちょっと解説しよう!
バンカー内はライを修復しなければならない!
結局、元の状態に近づけたほうが打ちやすいし、なるべく最初のように鳴らしたんですけど、よかったんですか?
それは大正解!
逆に、ひなちゃんが打った後の状態のまま続けてはダメなんだ!
うわぁ、よかった!
間違ってたかと思って…
ルールブックに「砂の中の球」の規定があって、「球を元の箇所にリプレースする場合、元のライをできるだけ復元しなければならない」っていうのがあるんだ!
そうですよね〜
ひなが打ったときの砂がかぶってしまってるから、どう考えても打ちにくいですよね!
そうそう。
バンカーは「あるがまま」で打つのが基本なんだけど、もともとの状態を変化させてしまっているからね!
最初の状態に近づけてからリプレースするのが、ここでいう「あるがまま」ってことになるんだ!
リプレースのライが変えられたまま打つと2打罰!
え〜、ちなみに、ひなが打った後の状態で、友達が打ったら?
うん、それは2打のペナルティーになるんだ!
えぇ〜
変更されたライを復元しないで打ったことになるから、2罰打なんだよね。
あと、もしバンカー以外の場合は「元のライに最も近く、最も似ていて、1クラブレングス以内でホールに近づかず、同じコースエリア」にリプレースする必要があるんだ
どの時点が「あるがまま」になるかってことですね!
そう、その通り!
ちゃんと覚えておいてね!
は〜い!
あるがまま、あるがままっと!
ホントにわかってんのかな〜
トホホ